ミッキーマウスの憂鬱



自宅の最寄りの書店で装丁の色の鮮やかさに惹かれ、つい手に取ってしまったこの本。
自分の知っていた松岡圭祐の今までの作品とのギャップ、そして前述した装丁が決め手になって購入。

amazonのレビューでは、「この面白さと爽快感はTDL版の「ごくせん」ですね。」とのコメントがあったけど、ごくせんを見ていない自分にはイマイチピンと来ない。
ぴったり来たのは踊る大捜査線。「踊るinTDL」かなと。
主人公であるフリーター上がりの準社員「後藤」が夢の国の裏と表を舞台に自分の信じた道をひたすら突き進む。自分を過大評価してるトコから始まるんだけど、夢を信じて突っ走ろうと思うと、実社会と同じような地位格差による厚く高い壁にぶち当たり挫折したり、不器用に正しい事をただひたすら突き詰めようとしたり。

夢の国の中にある残酷な現実。
夢の国を支える緻密なシステム。
そしてそこにある現実社会と同じような社会格差。

帰省の行きに読んでいた前半。
そこで自分の中にあったのは「ココでは働きたくないなぁ」という感情。
帰りに読んだ後半。
その感情はなくなっていました。
読み終わった後にはほどよい爽快感が。
自分も今の仕事にこれだけの情熱を傾けられるだろうか、もしくはそれだけの仕事を見つけられるだろうかと思ってます。
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by revolvergdsd | 2005-05-09 01:13 | BOOK

5年ぶりに戻ってきたけど・・・今度こそ続くのか?


by revolvergdsd