今月の読了

とりあえず、ハードカバーのみとなりますが、こんな感じです。
読んだ順としてはサウスポーキラー→赤い長靴→IWGP5なんですけどね。
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まずIWGP。言わずとしれた石田衣良の人気シリーズ第5弾です。
テレビドラマもクドカン脚本の常として根強い人気を保っていますけど、SPとして放送したスープの回も3の中のお話。ネタ的には十分あるわけです。
ただ問題がキャストの年齢。
ドラマの頃はばっちりはまっていた彼らも時を経て・・・・。というのもありますしね。
実際メインキャストを集めにくいと言うのもあるでしょう。
長瀬智也、窪塚洋介、妻夫木聡、坂口憲二、佐藤隆太、忘れちゃいけない渡辺謙。
こんだけ集めるのには、相当の調整期間とギャランティー、発生するんだろうなぁ。現実問題として。

脇道はそれくらいにして、小説に戻りますが、IWGPにまず惹かれるモノ。
それは副題。
2は少年計数機、3は骨音、4は電子の星、そして今回は反自殺クラブ。
興味そそられません?
中身も現在を(執筆当時だから少し遡りますが)切り抜いてそれを上手い事料理して僕らに提供してくれる。現実と非現実が上手い事絡み合っている事で、読者に対する問題提起も押しつけがましくないんすよねぇ。

マンネリ化してるという声も多く聞かれますが、これだけ読みやすくそして楽しめる作家は自分にとってはなかなかいないのでこれからも楽しみです。

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次にサウスポーキラー。これはジャケ買い、帯買いです。
やっぱ、装丁がイイものにはついつい手が伸びますから。

中身はプロスポーツ界の陰部を覗く事が出来る感じですね。
実際やってそうだもんどっかの在京球団が。
最初から目に見えている自分を陥れようとしている敵が、どういった線で自分と繋がっているのかが分からない。その細い糸のような線をたぐっていくという感じのお話なんですけど、結構読みやすい文章だったのですいすい読めました。次回作に期待ですね。

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最後は江國香織。
相変わらずの江國節です。「思いわずらうことなく愉しく生きよ」では「姉妹」、「間宮兄弟」では「兄弟」を綴っていた彼女ですが、今回は久々の「男女」というか「夫婦」。

自分もいつか他人と一緒に生活をするようになる時に、一体どんな接し方をするのだろうか、相手の気持ちを思いやれるのだろうか、とか考えてしまいました。
普通の男女の恋愛ではないのが彼女の小説の面白いところでやっぱ何かが欠けているからこそそこに魅力を感じ、引き込まれてしまうんじゃないかと思います。
なんか、いろんな意味で勉強が出来る気がするのが彼女の本。

合間合間に文庫本も読んでいるのですが、それはまた次の機会という事で。
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by revolvergdsd | 2005-03-19 17:43 | BOOK

5年ぶりに戻ってきたけど・・・今度こそ続くのか?


by revolvergdsd