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ある意味光と影

今週はハードカバーを2冊読了。
「間宮兄弟」と「アッシュベイビー」。
前者は新刊。江國香織です。後者はかなり前に買って本棚にしまい込んでいたヤツ。金原ひとみの。

もてない(こう言うと違う気がするけど)かなり大人の男兄弟の生活を切り取った小説。

キャバクラ嬢、そして彼女を取り囲む人たちの歪んだ性愛。

続けて読んだからその落差で余計にギャップを感じたのかもしれない。
自分の状況が割と前者に近いから、なんか「間宮兄弟」には自分を重ねてしまった。
逆に「アッシュベイビー」は遠すぎて客観的に読める感じ。

100人に作家がいれば、少なくとも100冊の本があり、100通りの語り口があり、100種類の装丁がある。まあ、CDだってなんだってそうだけど。
自分はどれくらいキャパシティーがあるのかなって思う。どれだけ受け入れられるのかなって。
by revolvergdsd | 2004-11-13 20:05 | BOOK

5年ぶりに戻ってきたけど・・・今度こそ続くのか?


by revolvergdsd