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ボクの愚かな気持ち

吉井和哉 TOUR 2006 -MY FOOLISH HEART- at Zepp Osaka 2006/1/31

学生時代に休止前の大阪ドーム公演に名古屋から遠征してきて以来の生吉井和哉。
あれがたしか2001年1月4日だから実に5年ぶり。
イエモンを好きになったのが「SICKS」からだから、彼らのライヴを見ていた時間より、休止→(ソロ活動)→解散といった時間の方が長くなってしまってる現実。

現場にぎりぎりまで居て、支店に資料を届けに行って、そのまま地下鉄に飛び乗ってコスモスクエア駅に着いたのはもう長針が7を指す頃。
「開演していないでくれぇ。」というかすかな願いを胸に早足でZeppへ。
中にはいるとまだ始まってない模様。ロッカーにバッグと上着を押し込み会場へ。
そしたら会場はまだ暗いまま。ぎりぎりセーフでした。

客層はと言うとやっぱり女性が多い。おかげで身長があまり高くない自分でもステージが見やすかった(笑)
黄色い歓声は「吉井さん」<「ロビン」。やはりイエモンファンが多いらしい。

去年の「AT THE WHITE ROOM」にはチケットが取れなかったので行けなかったので、その時の曲構成はDVDでしか分からないけど、今回はアルバム発のツアーではないのでそんなには変わってないんじゃないかなぁと思う。
大きく変わったのは彼の心の内?
なにせYOSHII LOVINSON→吉井和哉という変化があったのだし。

ライヴを観て感じたのはその雰囲気の違い。佇まい、MCの口調も含めて「ロビン」を想像してきた、またはそれが頭に残っている人には大きな違和感を持っただろうと思う。
やはり、THE YELLOW MONKEYを続ける以上は「ロビン」という仮想人格的なものを持たざるを得ず、それによって彼の中に少しずつ歪みができてきてしまったのかなと考えてしまった。
ステージでの吉井和哉は、唄っている時以外は寡黙だった。
1曲でも多くの曲を聴いてもらいたいから、とMCでも言っていた通り自分の音楽を聴いてもらいたいというのと、こと唄う事に関して雄弁であればいいという気持ちの表れなのじゃないかなと思う。

ステージで菊地英昭(エマ)と並ぶ姿を見るとつい期待を持ってしまうけど、再結成したら全く別物になってしまうのじゃないかと今は考えてしまう。
「ロビン」、「エマ」、「ヒーセ」、「アニー」という仮面を脱いだ彼らにもう一度その仮面をかぶせる事はあまりにも酷な気がして・・・。

そりゃ、できたらして欲しいけどさ。
ボクの愚かな気持ち_a0009853_16445751.jpg

by revolvergdsd | 2006-02-05 16:45 | LIVE

5年ぶりに戻ってきたけど・・・今度こそ続くのか?


by revolvergdsd