2006年 01月 07日
なんてことは、まるでない。
砂漠/伊坂幸太郎
ぼくは砂漠についてすでに多くを語った。
ところで、これ以上砂漠を語るに先立って、
ある一つのオアシスについて語りたいと思う。
『人間の土地』 サン=デグジュペリ
この言葉から始まる物語。
北村、鳥井、西嶋、東堂、南の5人が春を迎え大学生活をスタートさせるところから物語は始まる。
この五人がともに過ごすきっかけとなったのが「中国語と確率の勉強」。
そう、それは麻雀。
それは単に北村、西嶋、東堂、南と『東南西北』がクラスに揃ったからと言う学生らしい他愛もない理由。
そこからすべてが動き出す。
カラーの違う5人が描く4年間からの物語は社会人の僕にとっては懐かしく、また羨ましいものであり、自分の手に入れられなかったもの、なくしたものにもう一度触れられた様な気がした。
本の帯に「超能力」という文字があったため、前作「魔王」とにたような感じなのかなと思いながら購入したが、扱い方は全く違い、「魔王」では前面に押し出されていたその力は、今回は物語を彩るアクセントのような使い方をされていた。
読む本のたびに、全く違った表情を持たせている伊坂幸太郎。
どっぷりはまりそうだ。
ぼくは砂漠についてすでに多くを語った。
ところで、これ以上砂漠を語るに先立って、
ある一つのオアシスについて語りたいと思う。
『人間の土地』 サン=デグジュペリ
この言葉から始まる物語。
北村、鳥井、西嶋、東堂、南の5人が春を迎え大学生活をスタートさせるところから物語は始まる。
この五人がともに過ごすきっかけとなったのが「中国語と確率の勉強」。
そう、それは麻雀。
それは単に北村、西嶋、東堂、南と『東南西北』がクラスに揃ったからと言う学生らしい他愛もない理由。
そこからすべてが動き出す。
カラーの違う5人が描く4年間からの物語は社会人の僕にとっては懐かしく、また羨ましいものであり、自分の手に入れられなかったもの、なくしたものにもう一度触れられた様な気がした。
本の帯に「超能力」という文字があったため、前作「魔王」とにたような感じなのかなと思いながら購入したが、扱い方は全く違い、「魔王」では前面に押し出されていたその力は、今回は物語を彩るアクセントのような使い方をされていた。
読む本のたびに、全く違った表情を持たせている伊坂幸太郎。
どっぷりはまりそうだ。
by revolvergdsd
| 2006-01-07 22:36
| BOOK