final curtain falls on

Do As Infinity Final at 日本武道館 2005/11/25

Do As Infinity、ボクが彼らを知ったのは本当に偶然のことでした。
ある日の大学帰りかバイト帰り、最寄り駅の近くにあるレンタルショップへいつものようにMDに移すためのいわゆる売れ線、ランキングに入っているような新譜を借りに行きました。
そこでふと目に留まったのが、「Tangerine Dream」のPOP、そしてジャケットでした。
おとなしめな女の子の脇に少しアダルトな感じの男性が二人。
いわゆるドリカム編成ですね。

POPには「浜崎あゆみを手がけるD・A・Iが参加するバンドがついにデビュー」というような文句が書いてあったと思います。
ドラマ「未成年」で浜崎あゆみのファンになり、アーティストデビュー後もその動向を気にしていたボクにとっては気になる文句でした。それまでに手がけていたTO BE、Boys&Girls、「A」(Trauma、End roll、too late、monochrome)、そしてD・A・Iデビュー後の提供作品で言えばFly high(コレは今でも自分の中の浜崎あゆみのNo.1)、その後はSEASONSなどを生み出し、初期、中期の浜崎あゆみのバックボーンだったともいえる長尾大のアーティストとしての活動。興味を持たないわけがありません。
「Tangerine Dream」、「Heart」、「Oasis」とボクは少しずつ長尾大の音楽に惹かれていきました。

そして、その頃まだ大学院生だった事もあり暇さえあれば、機会さえあれば彼らのライヴへ行きました。
最初のライヴは多分ZIP-FM(名古屋のFM局)のサロンライブだったと思います。3曲程度のライヴだったと思いますが、50人ほどしか入れないFM局内のサロンでのライヴ。一層好きになったのを覚えてます。

avex所属、そして長尾大のソングライティングの能力もあってかタイアップはとれるものの、メディアには出てこない。
友達に曲を聴かせると「あぁ、知ってる知ってる。」と言うけれど、Do As Infinityと言う名前は知らない。最初の1年くらいはそんな感じでした。イベントライヴ、ショーケースライヴを見つけてはそれに応募したりしてライヴに行くと言った状況でしたがそれが少しずつ代わり始めたのが4曲目の「Yesterday & Today」。月9の「二千年の恋」(中山美穂、金城武主演。ドラマは駄作と言われましたが。)の主題歌でした。月9の力はやはり大きく、Do As Infinityの知名度も少しずつ高まっていきます。

そんな中での、久々の彼らの単独ライブが椙山女学園大学での学園祭ライヴ。バイトの子が通っていたこともあり、チケットを取ってもらい、他のバイトの子と参戦しました。このときも4列目くらいで、近くで彼らを楽しめた覚えがあります。
そして、そのライヴがフロントメンバーとしての長尾大を観た最後のライヴになりました。

2001年春には彼らにとっての初ライヴツアーがあり、自分はその春ツアー、そして夏のavexのイベントライヴ(a-nationの前身でまだ名前は付いてなかったけど、出演者は全員avexというライヴでした。BoAがオープニングアクトで出てましたね。)、そして冬ツアーと愛知公演に関してはできるだけ参加してました。夏ライヴなんかはゼミの同窓会と重なったのでライヴを優先したくらい(まぁ、先にチケット買ってから、同窓会の日程が決まったので。)。お金持ちの子供に生まれていたらライヴを追っかけしてたかもしれませんね。

そして、2002年、ボクも就職をし、地元名古屋を離れ、新潟に住む事になりました。時間がない事で、聴く時間も、リサーチする時間もなくなり、音楽への興味も少しずつ薄れていったのですが、年末年始のカウントダウンだけはお台場Zepp Tokyoに参戦しに行きました。
新幹線で帰ってくれば、東京経由になると言う事もあったし、また12/30まで現場が動いていたのでどちらにしても帰省するのが大晦日と言う事もあったので。
新幹線で昼過ぎに東京に着き、渋谷、原宿、青山あたりをブラブラ。そして夕方にお台場に向かってまたぶらぶらと東京行脚。
10時開場11時開演と言う事でもう暇で暇で。時間つぶしに難儀しました。
ライブ自体は初の単独カウントダウンと言う事もあり大盛り上がりだったのですが、FCのチケットのため割と早めに入れたのでもう前の方でもみくちゃ。しかも、着替えを持たずに参戦したので東京駅まで戻った後、始発待ちの時間を震えて過ごしてました。今となってはいい思い出です。

そして、何かの縁か、大阪へ。現場監督だというのに再びライヴ三昧の日々へ。
でも、この3年弱で大阪でDo As Infinityを観たのは2度だけ。チケットは4回取ったのですが、行かなかったのは様々な事情もひとつ、しかし、彼らへの情熱の薄れもあったのだと思います。今では少し後悔してますが。

そして、今年の秋6年目を終え、7年目に入ろうかという時にあの知らせがあったんです。

Do As Infinity解散と。
2005年9月29日。Do As Infinityしての歩みは止まりました。




(ライヴ強化月間④)

11月25日、18時を少し過ぎた頃、ボクは日本武道館にいました。
もうすでに解散してしまった、そして、この日1日だけ戻ってくる3人を待って。

Fairy☆kissで見つけたセットリストを勝手に借用。

01 new world
02 遠くまで
03 Oasis
04 nice&easy
05 陽のあたる坂道
06 楽園
07 柊
08 rumble fish
09 徒然なるままに
10 Week!
11 Desire
12 真実の詩
13 under the moon
14 魔法の言葉
15 空想旅団
16 深い森
17 科学の夜
18 Yesterday&Today
19 For the future
20 under the sun
21 冒険者たち
22 one or eight
23 本日ハ晴天ナリ
24 We are.

-encore-
25 Field of dreams
26 TAO
27 SUMMER DAYS

-double encore-
28 Wings
29 Heart
30 Tangerine Dreams
31 あいのうた-All Cast-

開演予定時間を少しこえて始まったライヴは2ndALの表題曲でのあるNew Worldで幕を開けました。
アリーナ北寄りに設置したステージは通常は幕やスクリーンがあるであろう場所には何もなく、スタンド席は360°解放されていました。そして、ステージ裏の部分には花道が。

自分は北西だったので最初はどれだけ観にくいんだろうとおもっていたんですが、ライヴが進むにつれその不安はなくなっていきました。すべてのシングルとしての21曲。そしてライヴ定番の曲や、ファンが望む10曲。それらを織り交ぜた31曲。時間にして約3時間。
彼らが解散してしまった事がまるで嘘かのような時間を過ごしていました。
ライヴ前半ではあまり使われなかった花道もライヴが盛り上がるにつれその頻度も増えていき。ボクの目の前にもたのしげなDo As Infinity、そしてライヴを支えるメンバーたちがパフォーマンスをしてくれました。

あまりにも楽しすぎて、そしてMCの時は彼らの後ろ姿を見ていた事もあるのでしょうが、ライヴ中は不思議と「悲しさ」はこみ上げてきませんでした。

アンコールでの定番「SUMMER DAYS」で盛り上がり、そしてダブルアンコールではお待ちかねの長尾大登場。フロントメンバーとしての彼を知っているファンのほとんどはこのタイミングでの登場を確信していたでしょう。正直なトコ、アンコールくらいから出てくるかなと思っていたのですが。

彼らの原点であるストリートライヴでのアコースティックスタイルに戻り、3人でデビュー曲の「Tangerine Dream」を。少しウルっときました。
最後の曲は「あいのうた」。Do As Infinityらしい終わり方かなとも思いました。

もうすでに、ソロとしての伴都美子ミサイルイノベーションとしての大渡亮、Amasia Landscapeのプロデューサーの長尾大として動き出している3人。もうDo As Infinityの3人ではないわけです。

かつてこのブログでイエモンの話題で「いつか彼らの道が交わる事を望んで」というようなことを書いた覚えがあるのですが、Do As Infinityに関してはそれは難しいのではないかと、自分の中では0に近いと考えています。仲が悪いとかではなくて、やりたい事のベクトルがまるで違うところを向いているように思えるから。
今までは「Do As Infinity」という強い結束、強い殻で結びつき合っていた彼らがその殻を破り、自由に動き始めた事でまた3人のスタイルにもどるイメージが全く湧かなくなってしまったんです。
それは彼らにとっては喜ばしい事なのかもしれません。ただファンにとってはね・・・。

邦楽なんて、avexなんてて言う人もいるでしょう。
でも、ボクはDo As Infinityで良かったと思っています。
彼らの曲で元気をもらい、慰められ、そして前に進む勇気をもらえたのは紛れもない事実です。

大阪に戻ってきてからヤフーで5分程度の動画を観た時、恥ずかしながら涙が出ました。VANちゃんが必死にしゃべろうとしているのに涙で言葉に詰まっていた。実際その場にいた時は、後ろ姿だった事もあったのかもしれないけど、自分の中に押し込まれていた感情が溢れ出てきたのかもしれない。
ホントにDo As Infinityが好きだったんだなぁと思った。



最後に、この長文を最後まで読んでくれた方。ありがとうございます。
かなり私的で、つたない文ですが、この文を書き上げない限り前には進めないかなと思って他の更新はしませんでした。もちろん、竣工間際の現場が忙しかったり、風でダウンしていたりといろいろありましたけど、それよりも何よりもこの文を書き上げるまではと言うのが大きかったので。
これからはまた、今までどおりやっていこうと思います。あと少しの2005年。そして来るべき2006年。「時計仕掛けの眠る犬」をよろしくお願いします。
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by revolvergdsd | 2005-12-25 11:40 | LIVE

5年ぶりに戻ってきたけど・・・今度こそ続くのか?


by revolvergdsd